バルサンは殺虫成分が強力なのは嬉しいですが、ヒトへの影響も気になり、バルサンを炊いた部屋でそのまま生活するのは抵抗感がありますね。
バルサンを炊いた後はクイックルワイパー、掃除機で掃除をした方がいいのでしょうか?
カーテンやエアコンの掃除の仕方は気になりませんか?
そこで今回は、バルサンを使った後の掃除は何が必要?床や服や食器はどうする?ということでまとめてご紹介します!
バルサンを使った後の掃除は何をする?
バルサンを買ってきた。
これを梅雨前に床下にぶっ放つと、コバエなどの夏場の虫が激減するのよ。ゴキブリにも効果はある。ただ卵には効かないから2週間後に2発目をやること。 pic.twitter.com/TCr3yY8SH5— 咲来さん@ (@sakkurusan) May 19, 2021
バルサンは強力な殺虫成分が部屋の中に放出されるので、ゴキブリを駆除するにはとても頼れる存在ですが使った後には掃除が必要です。
殺虫成分が残っていて口に入ったら大変ですし、目に見えない虫の死骸はアレルギーの原因にもなるので片付けたいですよね。
小さな子供やペットのいるご家庭では特に気になるかと思います。
バルサンを使った後の掃除は、基本的には以下の3つでOKです。
- 換気をする
- 掃除機をかける
- 口に触れるものを水拭きする
それぞれ詳しくご紹介します。
換気をする
バルサンを炊いた後の部屋に入るときは、残った煙をできるだけ吸わないように注意してなによりもまず先に換気をしましょう。
バルサンの独特のにおいも、換気をすれば気にならなくなります。
使用するバルサンの種類によって差はありますが、最低でも30分間はしっかり換気をしてください。
エアコンをつけるのは換気が終わってからにしましょう。
もし部屋に残った薬剤がエアコンに入り込んでしまうと、そのまま部屋中に薬剤がばらまかれてしまい、場合によってはのどの痛みなどの原因になります。
部屋中のすべての窓を開けてしっかり換気をするのが重要です。
また、おうちが全館空調(Z空調)の場合はバルサンをする際に換気以外にも気を付けるポイントがあります。
全館空調(Z空調)の方は、設備トラブルにつながる可能性もあるので、併せて確認いただくことをおすすめします。
掃除機もしくは、クイックルワイパーをかける
バルサンを炊いた後は目に見えない虫の死骸が床に大量に落ちています。
そのため、使用後は必ず掃除機、もしくはクイックルワイパーをかけて死骸を取り除きましょう!
虫の死骸をそのままにしてしまうと、アレルギーの原因になって咳や肌や目のかゆみを引き起こす可能性があります。
フローリング、畳、カーペットなどの床はもちろん、ソファなどもしっかり掃除機かけをして虫の死骸を取り除きましょう。
このとき掃除機に吸い込んだごみは、できるだけ早めに処分するのがおすすめです。
また、ゴキブリの死骸を見つけたときは掃除機では吸わずにビニール袋などに入れ完全に口を縛って捨ててください。
バルサンの煙で弱って動けなくなっているだけの可能性もありますし、体内に卵が残っているときは掃除機の中で孵化してしまうと大変なことになります。
掃除機がない方は、ドライタイプのクイックルワイパーを使用しましょう。
後述しますが、ウェットタイプのクイックルワイパーでも大丈夫です。
口に触れるもの(食器や炊飯器など)を水拭きする
最後に水拭きをして、口に触れるものにバルサンの薬剤が残らないようにします。
食器などはあらかじめ煙がかからないように準備する必要がありますが、煙が触れてしまった時は念入りに水洗いや水拭きをしてくださいね。
意外と忘れがちなのが炊飯器や冷蔵庫の取っ手です。
料理をするときに触れる可能性の高い場所はしっかりと水拭きしておくと安心です。
また、ドアノブや部屋のスイッチ、リモコンなど普段何気なく触れるものもしっかりと水拭きしておきましょう。
小さいお子さんがいる家庭では、子供が口に入れそうなものはすべて水拭きするのがおすすめです。
小さい子供はダイニングテーブルやイスの脚を舐めることもあるので、そこも忘れずに水拭きしておきましょう!
バルサンを炊く前に、あらかじめ掃除が必要な場所を確認したり、バルサンは何時間放置する必要があるのか、効果的な時間帯や回数を知っておくと、スケジュールも立てやすくなると思います。
バルサンを使った後の掃除で気になる疑問
嫁から「室外機に蜂がたくさんいる」と言うから見てみたらアシナガバチが数匹、室外機を出入りしてたので、たぶん巣を作ったと思われる。
嫁がプロに頼むと言うから、バルサン買って煙攻めで退治すれば安価で済むと伝えて、バルサン買ってきた。
戦は、夕暮れ時。 pic.twitter.com/dhtY0KDSI9— ネーブル@ほのキチ🦋 (@navel708) July 18, 2021
バルサンを炊いた後の基本的な掃除は換気、掃除機、口に触れるものの水拭きのみでしたが、それ以外の家具などはそのままでいいのでしょうか?
バルサンを炊く前にはカバーをかけたり煙がかからないように準備が必要ですが、それをしなかったときにどう対処したらいいのかも気になりますね。
床の水拭きや服、カーテンなど、バルサンを使った後の掃除で気になる疑問についてご紹介します。
バルサンを安心して使えるように、炊く前にしっかり確認しておきましょう!
床の水拭き掃除は必要?
バルサンを炊いた後は目に見えない虫の死骸が落ちているので掃除機は必要ですが、床の水拭きはしなくても大丈夫です。
バルサンは燻煙タイプの殺虫剤なので、床が粉っぽくなったりする心配もありません。
ですがフローリングでは掃除機で取り切れない小さなごみが気になる人もいます。
その場合は、ウェットタイプのクイックルワイパーなどでサッと水拭きをするとより安心して生活できそうですね。
服は洗濯必要?
バルサンを炊く前には、服に煙がかからないようにビニール袋や新聞紙で覆うよう注意書きがあります。
事前に対策ができていれば、バルサン使用後も洗濯をしなくても大丈夫です。
自宅で洗濯するのが困難なコートなどは必ず対策するようにしてください。
正直大変なので事前に準備ができない、しっかり対策したけど何となく気になるという方は着る前に一度洗濯をするのがおすすめです。
バルサンを炊く前に煙がかからないように対策ができなかったとしても、しっかり洗濯をすれば問題はありません。
カーテンの掃除は必要?
バルサンを炊いた後のカーテンの掃除は特に必要ありません。
気になる方は床の掃除機がけの前に、虫の死骸を下に落とすイメージで少し払ったりブラッシングをすれば十分です。
カーテンのドレープの隙間にゴキブリが逃げ込むことも考えられるので、バルサンを炊く前はカーテンを広げた状態で行うのがおすすめです。
ただ、敏感な方はバルサンの薬剤のにおいがカーテンに移ってストレスに感じるかもしれないので、その場合は洗濯すればにおいも気にならなくなりますよ!
壁の掃除は必要?
バルサンを炊いた後の掃除で見落としがちなのが壁です。
基本的には壁の掃除は必要ありませんが、バルサンを炊いた後の部屋が何となく薬剤臭いというときは壁がにおいを吸い取っている可能性もあります。
そのため、においに敏感な方や赤ちゃんやペットがいる家庭ではバルサンを炊いた後に壁も掃除すると安心です。
掃除は簡単なものでよくて、乾拭きなどでも十分です。
また、マンションなど賃貸の場合にバルサンを焚く時、気を付ける点は壁以外にもありますので注意してください。
エアコンはそのままで大丈夫?掃除は必要?
エアコンはそのままで、バルサンを炊く前にカバーをしたりする必要はありません。
バルサンを炊いた後の掃除も特に必要ありませんが、バルサンのにおいが気になる方はフィルター掃除をすれば大丈夫です。
バルサンを炊いた後、換気が不十分なままエアコンを稼働してしまうと、部屋に残っている薬剤をエアコンが吸い込んでしまうので注意してください。
そうなるとエアコンによって、部屋中にバルサンの薬剤がばらまかれてしまい、のどの痛みなどの原因になります。
布団の掃除は必要?
布団は、バルサンを炊く前に外に干す、押し入れにしまう、カバーをかけるなどの対策が必要です。
もしこれらをしっかりできればバルサン後の掃除は必要ありませんが、もし布団をそのままにしてバルサンを炊いてしまった場合は掃除が必要です。
まずはしっかり掃除機をかけて、その後天日干ししましょう、
バルサンの薬剤が残ってしまうのが心配かと思いますが、布団クリーニングまでしなくても掃除機と天日干しで十分きれいになるので大丈夫です。
布団を守るカバーに触れましたが、バルサンを使用する時の布団の守り方を知っておくと掃除をする箇所も減るのでおすすめです。
専用の布団カバーを買わなくてもできる、安くて簡単な方法も紹介しています。
バルサンを使った後の掃除は何をするかのまとめ
昨日部屋にGの赤ちゃんが出現して非常にムカついたのでバルサン買ってきた
任務遂行は明日の朝…覚悟しとけよ😤 pic.twitter.com/Zo5i2UycgG
— ぜく (@zekuazu_06) June 18, 2021
バルサンを使った後の掃除についてご紹介しました。
使用後の掃除は30分以上の換気、掃除機、口に触れるものの水拭きが必要です。
それ以外の壁や、服・カーテン・布団などは対策ができていればそのまま使用できますが、対策ができなかった場合などはしっかり掃除しましょう!
上記でバルサン使用後には掃除が必要で、その方法を知っていただけたと思います。
では、バルサンを焚いてゴキブリが増えるという噂を聞いたことがありますか?
なぜ対策をしているのにゴキブリが増えるのか、使用するバルサンの種類は何を使うべきかなど、掃除の仕方と併せて読んでいただけると今後の対策に役立つ内容となっています。
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