布団の配送料を安くする配送方法はある?引越しの配送料金や梱包方法

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布団の配送料は、適切な梱包とサイズに合った配送方法を選ぶことで安くなります

布団は大きくかさばるので、工夫無しで送ると配送料が高額になってしまいますよね。

この記事では、布団を安く送るための梱包方法と、布団のサイズや枚数に適した配送方法を紹介していきます。

布団の配送を考えている人はぜひ参考にしてください。

布団の配送料を安くする方法

布団の配送料を安くするためには、布団を梱包材で小さいサイズに収め、サイズに適した配送方法を選択することが重要です。

梱包済みの布団を各配送方法で送った場合について説明していきます。

  • 郵便局のゆうパック
  • ヤマトのらくらく家財宅急便
  • 佐川急便の飛脚ラージサイズ宅急便
  • メルカリで送る場合
  • ヤフオクで送る場合

なお、詳しい梱包方法も後ほどご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

郵便局のゆうパック

郵便局のゆうパックでは、170サイズ(縦・横・高さの合計170cm以下)、重量25kgまでの荷物を送ることができ、シングルサイズ布団1枚までの配送方法に適しています。

例)170サイズ・重量25kg以下・1個口で東京から大阪に発送した場合、3,750円

これまでは、170サイズの送料はゆうパックが最安値でしたが、2023年10月1日から配送料が値上げとなっています。

ヤマトのらくらく家財宅急便

ヤマトのらくらく家財宅急便は450サイズ(縦・横・高さの合計450cm)以内の大型荷物まで送ることができるので、複数枚の布団を送りたい時に利用したいサービスです。

また、らくらく家財宅急便では、梱包からヤマトのスタッフが行ってくれますので、梱包の手間を省きたい人には最適の配送方法となりますね。

例)Cランク(250cmサイズ)布団袋 東京から大阪に発送した場合、9,400円

佐川急便の飛脚ラージサイズ宅急便

佐川急便の飛脚ラージサイズ宅急便も大きいサイズを送りたい時に適した配送サービスで、3辺合計が160cmより大きく、260cm以内で50kgまでの荷物を送ることができます。

大きな荷物や複数口の荷物も、通常の宅急便と同じスピードで全国に配送することができます。

例)170サイズ・重量50kg以下・1個口で東京から大阪に発送した場合、3,360円

メルカリで送る場合

フリマサイトのメルカリで布団を出品して買い主に送る時は、メルカリ独自の配送方法を利用できます。

らくらくメルカリ便

らくらくメルカリ便は、ヤマト運輸の配送サービスを利用できるメルカリ独自の配送方法です。

サイズ毎に全国どこでも一律料金のとても分かりやすい料金設定をしているのが特徴で、例えば、シングル布団1枚を梱包して180サイズで送った場合は、全国一律2,100円です。

また、ヤマト運輸による集荷サービス、追跡サービスにも対応しているので安心ですね。

たのメル便

たのメル便も、メルカリとヤマト運輸が共同で提供している配送サービスですが、らくらくメルカリ便と違う点は、梱包もヤマト運輸のスタッフが行ってくれることです。

梱包もしてくれるので割高にはなりますが、手間を省きたい場合はたのメル便での発送をおすすめします。

例)200サイズ(3辺合計200cm以内) 集荷・梱包込み 全国一律5,000円

ヤフオクで送る場合

ヤフオクで布団を販売した場合にも、ヤフオク独自のゆうパックお手軽版のサービスが利用できます。

ゆうパックお手軽版

ゆうパックお手軽版では、出品者が送料を負担する場合にはサイズ毎に全国一律の料金設定になっています。

たとえば、170サイズ(3辺合計170cm以内)の送料は1,900円となり、通常のゆうパックよりもかなりお得なことが分かります。

ただし、ゆうパックお手軽版では集荷依頼ができないので注意してください。

引越しで布団の配送料を安くする方法

宅急便では送れないサイズや量の布団を送りたい場合には、引越し業者に依頼するという方法もあります。

配送料の安い業者を選ぶ

引っ越し業者によって配送料やサービスは異なりますので、自分のニーズにあった業者選びをしましょう。

  • 赤帽
  • ムービングエス
  • キタザワ引越
  • 単身パック

赤帽

全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会(通称:赤帽)は、軽トラックを使った運送業者の協同組合で、宅急便とは異なり依頼主の荷物のみを配送するチャーター便です。

マットレスも含めた布団一式やベッドも、軽トラックに積むことができれば配送をしてくれます

赤帽では時間制、距離制の複数の料金設定をしており、2時間貸切・走行距離20km迄の場合は5,500円となります。

布団だけを配送するには割高になってしまうので、他の家具等も配送する時に利用したほうがよさそうですね。

ムービングエス

ムービングエスには、ダンボールだけや家具一点からの引越にも対応している、小口引越しサービスがあります。

ムービングエスでの引越しは、北海道、東北、南関東、九州(福岡、宮崎)地方のみに限られていますが、赤帽と同じように軽トラックに積めるのであれば、様々な荷物の配送に対応をしてくれます。

また、配送の際には布団袋を2枚用意してくれるので、布団の梱包も手軽に行うことができますね。

料金は荷物1点から8,000円となり、2点以上の複数個口になると料金が加算される仕組みです。

キタザワ引越

キタザワ引越には、トラックを他の荷主とシェアして大型家具の引越しができる、全国家財宅配便というサービスがあります。

通常引越では2tトラックを使用するので、2tトラックの半分にも満たない少量の引越の場合には、キタザワ引越での混載便を利用することで割安で済む場合があります。

キタザワ引越の全国家財宅配便は、荷物のサイズと走行距離によって値段が変わるので正確な見積もりを取りましょう。

なお、布団一式を東京から大阪まで送る場合の概算料金は12,220円です。

単身パック

単身パックとは、決められた大きさのカーゴに入るだけの荷物を積み込み混載便で運んでもらう、単身者が主に利用する引越しサービスです。

宅急便では送れないサイズの布団や、布団一式すべてを送りたいときにも利用できます。

東京→大阪間を例に、料金の概算をご紹介します。

業者 クロネコヤマト(わたしの引越) サカイ引越センター(小口便) 日本通運(S)
カーゴサイズ 横104×奥104×縦170cm 横105×奥75×縦144cm 横108×奥74×縦155cm
料金(東京→大阪間) 33,000円 68,000円 28,600円

引越し業者は、走行距離と荷物の量によってそれぞれ料金が違うので、ず複数社から見積もりを取って料金とサービスの比較をしましょう。

布団の配送料の相場

布団を送るのに宅急便を使った場合、シングル布団1枚であれば東京から大阪間で5,000円程度が相場です。

また、引越業者で送る場合は10,000円以上が見込まれるので、布団とマットレスを一緒に送る等が無い場合は、宅急便で送るのほうがよさそうですね。

布団の配送料は配送方法によって変わる

いろいろな配送方法を紹介してきましたが、サイズ・業者によって配送料がバラバラであることが分かりました。

布団のみを送るのか、マットレスも一緒に送るのか、などで配送料も異なるので、複数社の見積もりを取り検討することをお勧めします。

レンタカーを借りて自分で運ぶ

複数枚の布団を送る場合、業者に依頼するのではなく自分で運ぶという方法もあります。

ニッポンレンタカーで軽トラック(最大積載350kg)を借りた場合の料金は12時間7,590円なので、配送業者に依頼するより割安で済みますね。

布団をたくさん送る場合の手段として検討するのもいいかもしれません。

なんでも屋を利用する

布団の梱包を自分でするのは面倒!という人は、なんでも屋に梱包から配送まで全てを依頼するのも一つの方法です。

便利屋のお助け本舗で料金をみてみると、作業員1人+車両1台で1時間の作業をお願いした場合は8,800円です。

遠い場所への配送であれば作業時間が増えるため、作業時間によって料金も加算されます。

新しい布団に買い替える

これまで色々な配送方法での配送料金をみてきましたが、意外と高いなと感じた人もいるのではないでしょうか。

引越し等の理由で自分が使っていた布団を送る場合は、思い切って新しい布団に買い替えるのも一つの手です。

ニトリの布団なら配送料が無料になるものも

大手インテリアショップのニトリでは、購入金額11,000円以上で配送料が無料になります。

11,000円以上の布団セットを一式購入するのも良いですし、布団単体と他の購入品とを合わせて配送してもらうこともできます。

ニトリには季節に合わせた布団のバリエーションが豊富にあるので、引越しの機会に新しい布団を探してみるのもいいですね。

布団を送るための梱包方法

布団は圧縮袋とダンボールで梱包し、できるだけサイズを小さくすることで配送料を安く抑えることができます。

布団の梱包に必要なもの、梱包方法、また、梱包時の注意点もご紹介していきます。

布団の梱包に必要なもの

布団の梱包に必要なものは、圧縮袋とダンボールです。

単身パックやレンタカーで送る時は、スペースに余裕があれば布団袋に梱包するもの手軽に済みます。

圧縮袋 6枚組 スティック型も使用できる圧縮袋

専用のアダプターが付属されているため、手持ちの掃除機に対応できます。

ダンボール 宅配170サイズ(60×60×42cm)3枚セット

大きなサイズのダンボール3枚セットです。

引越し用 布団袋 縦700×横485×高390

布団を畳むだけで梱包できる布団袋は手軽で便利です。

布団の梱包方法

圧縮袋とダンボールでの布団の梱包方法です。

  1. まず、布団を縦と横に一度ずつ畳み、4つ折りにします。
  2. その状態で圧縮袋に入れて口を閉めます。
  3. 吸い込み口から掃除機で空気を吸い込みます。
  4. 圧縮された布団をダンボールに入れて、粘着テープで封をします。

布団袋に梱包する場合は、畳んだ布団をそのまま入れることもできますが、水漏れ防止のためにビニール製の袋か布団圧縮袋に入れるのをおすすめします。

布団の梱包方法・注意点

布団を梱包する時の3つの注意点です。

布団はしっかり乾燥させてから圧縮袋に入れる

布団には湿気が溜まりやすいので、乾燥させずに圧縮袋に入れるとカビやダニが発生する恐れがあります。

そのため、梱包を始める前に布団乾燥機にかけてしっかりと湿気を取りましょう

乾燥機が無い場合は天日干しでもOKです。

重い布団から下に入れる

掛け布団と敷き布団を同じダンボールに梱包する場合、必ず敷き布団を下に入れるようにしましょう。

敷き布団が上に入っている場合、重みで下の掛け布団が潰れてしまい、開封したときに膨らみが無くなる心配があります。

重みのある毛布も一緒にダンボールに入れる場合は、掛け布団の下になるように入れましょう。

ハサミやカッターで破れないよう気をつける

布製の布団は刃物で簡単に破れてしまいます。

ハサミやカッターでダンボール開封時に布団も一緒に切ってしまわないように、ダンボールに少し空間の余裕を持って梱包するか、粘着テープを剥がれやすいようにするなどの工夫をしましょう。

布団の配送料についてのまとめ

布団の配送料を安くする方法について、宅急便や引越し業者へ依頼した場合など、複数のパターンで紹介してきました。

シングル布団1枚を送りたい場合は宅急便で送れますが、複数枚や大きいサイズの布団を送る場合には、引越し業者や自分でレンタカーを借りるなどの方法も考えてみるといいかもしれません。

  • シングル布団1枚であれば宅急便で送るのが安い
  • 布団圧縮袋とダンボールで小さく梱包し、送料を抑える
  • 業者に依頼する場合は、複数社の見積もりを取る
  • レンタカーやなんでも屋も検討する
  • 送料無料で送ってもらえる布団を新しく購入する

色々な配送方法・業者を比較検討して、自分のニーズに合った方法を見つけてください。

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