置いておくだけで薬を散布して、ゴキブリなどの害虫を退治してくれるバルサン。
数か月後には引っ越しシーズンということもあり、新居にバルサンを使ってみようと考えている方も多いと思います。
そんな便利なバルサンですが、家具などの荷物を置いたままでも使えるのか、服などに影響はないのか気になりますよね。
この記事では、バルサンに関する以下のトピックをまとめています。
- 荷物を置いたままでも使用できるのか
- 使用する際、部屋ごとに注意したいこと
バルサンは荷物置いたままより片付けておく方が効果的
バルサンだよ#b3d#3DCG pic.twitter.com/AiE9ntIZyy
— ワタナベ🍥 (@bakemonoPC) July 25, 2023
まず、バルサンは荷物を置いたままでも使えるのかという問題ですが、結論からいうと使えますが、効果はやや落ちます。
- 物が多いと害虫が隠れる場所が多くなってしまう
- 排出された薬剤が物にさえぎられ、届かない部分が出てきてしまう
というのが、主な理由です。
害虫の多くは物陰に隠れることが多いため、できることなら物をすべてどかしてからバルサンを使用していただくとより効果を実感できますよ。
引っ越し前は絶好のタイミング
そのため、引っ越し前はバルサンを使用するには絶好のタイミングです。
荷物をまだ運んでいない、何もない部屋でバルサンを使用し、荷物を入れた後に追加で害虫対策をすれば快適に新生活を始めることが出来ます。
とくに、引っ越しシーズンの春は害虫が活発になる時期なので、一気に駆除することが出来ます。
特に害虫は夜に活発になるので、できることなら夜に引っ越し先に行き、作業を行いましょう。
荷物搬入後も効果的
しかし、既に荷物を搬入してしまっている場合でも、バルサンの効果がゼロになるということはないです。
その際は、家具と家具の隙間など、薬剤が届きにくい場所には追加で殺虫剤を撒く、ブラックキャップを置くなどして対策すると完璧です。
また、家具には基本的にゴミ袋などのビニールを被せ、薬剤が付着しないようにしましょう。
特に、パソコンやテレビなどの精密機械に薬剤が付着すると故障の原因になるので絶対にビニールで保護してください。
バルサンを荷物おいたままで使用する際は部屋ごとに準備が必要
休業日はバルサン炊いてトイレの虫対策してます pic.twitter.com/r9hX2IqsMT
— 腱(negura campgroundオーナー) (@ken_negura) August 30, 2023
上記で述べたように、家具などの荷物を置いたままバルサンを使用する際はビニールを被せるなどの準備が必要です。
しかし、部屋によっては置いているものや床などの材質が違うため、本当に荷物にビニールを被せただけでいいのか不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
以下のトピックでは、寝室、キッチン、クローゼット・タンス、和室、風呂・トイレという5つの部屋ごとに注意したいポイントをまとめています。
寝室
まず、寝室はベットの場合はフレームは分解した後、ビニールや新聞紙をかけて薬剤の付着を防ぎましょう。
マットレスは、動かせる場合は外に干すなどして部屋から移動させ、動かせない場合はフレームと同じくビニールや新聞紙をかぶせましょう。
布団はそのままでも大丈夫?
布団はしいたままにはせず、押し入れにしまったり、布団袋やビニールに入れるなど薬剤から隔離しておきましょう。
また、敷いたままバルサンを使用してしまった際は、説明書に書いてあるとおり表面を掃除機で吸い取ると薬剤を除去することができます。
肌が弱い方は、追加で洗濯をしたり、場合によっては買い変えると安心です。
キッチン
キッチンにおいてあるものは口に入るものも多いので、より厳重に薬剤の対策をしておきましょう。
食器が入っている戸棚は害虫の隠れ場所になりやすいので、中の物をどかして戸棚を開けておきましょう。
その他の物品はビニールや新聞紙、ものによってはラップで包んでおくと薬剤が付着するのを防ぐことができます。
食器はそのままでも大丈夫?
バルサンの薬剤は付着しても食器用洗剤で十分落とせるため、そのままにしておいても後で洗えば問題はないです。
しかし、自宅に子供がいるなど、気になる方はビニールなどで覆ったり、ケースに収納したり、密閉できる冷蔵庫に入れておくと薬剤の付着を防止できます。
食器棚の中の食器を移動させたくない場合は、上からカバーをかぶせておきましょう。
クローゼットやタンスの中
クローゼットやタンスの中も、害虫が潜みがちなスポットなので、できることならバルサンを使用しましょう。
また、ダニなどの小さな害虫もバルサンで撃退することができます。
クローゼットやタンスまでバルサンを使用したくない場合は、扉をしっかりと閉め、中の服を保護するようにしましょう。
クローゼットの中にある服はそのままでも大丈夫?
バルサンの薬剤は服につくと、変色、人によってはかぶれの原因になるためそのまましまっておくのはやめましょう。
できることなら、衣服を全部移動させると安心です。
量が多いなど動かすのが厳しい場合はビニールをかけたり、バルサンを使用した後、すぐに洗濯するなどして、衣服を薬剤から守りましょう。
和室
和室の場合は、置いてある家具をビニールで保護したら、そのまま使用しましょう。
バルサンの薬剤で畳が傷むことはなく、むしろしっかり浸透させたいので畳をはがしたり、保護する必要はありません。
お風呂やトイレ
お風呂やトイレは水があるので害虫が出やすいスポットなので、念入りに対策しましょう。
お風呂とトイレが分かれている場合は、1つずつ使用すると安心できます。
トイレットペーパーは直接肌に触れるものなので、カバーをかぶせたり、別の部屋に移動させたりして、薬剤が付着するのを防ぎましょう。
窓と扉をしっかり閉めるのも忘れないでくださいね。
バルサンは荷物置いたままでも使えるかについてのまとめ
みなさん最近悩みごとはありますか???僕のいまの悩みごとは『バルサン焚いたあとの部屋の中(5時間換気後)が臭すぎて呼吸困難に陥ってること』です!!!妻と子どもたちは玄関で3呼吸くらいした後、すぐに実家に夜逃げしたよ!!!お互いがんばりましょう!!! pic.twitter.com/0oa7wIW9em
— 松田 佳大 minmin (@yosshi007) August 9, 2023
バルサンは家具などの荷物を置いたままでも使えますが、隙間などができるため効果はやや落ちます。
そのため、荷物がない引っ越し前が絶好のタイミングです。
荷物を置いたままバルサンを使うときは、殺虫剤を撒くなど追加の対策をしましょう。
バルサンを使用するときは、それぞれの部屋の特性ごとに対策が必要です。
基本的にはビニールで保護したり、移動させるなどの対処が効果的です。
体に直接触れるものは念入りに薬剤から保護しましょう
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