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人類による宇宙進出もだいぶ現実味を帯びてきました。

しかし宇宙開発の代償としてさまざまな問題も発生してきています。

そのひとつが「宇宙ゴミ問題」です。

宇宙ごみとは何なのか、このまま見過ごしていいものか

これから考えていきたいと思います。

 

そもそも宇宙ごみとは「目的を持たずに地球衛星軌道上を周回する人工物体」のことです。

打ち上げたロケットの燃料タンク、多段ロケットの切り離した残骸や故障したり

不要となった人工衛星がこれに当たります。

 

もちろんこれらの大型廃棄物も問題ですが、

もっと重要なのは小型の宇宙ゴミです。

地球衛星軌道上では大型廃棄物同士が衝突することは稀ではありません。

その際に細かく砕けた部品が発生するのですが、

宇宙では慣性の法則を妨げる要因がほとんどないので、

衝突の際に発生したエネルギー(速度)のまま

新たな宇宙ゴミとして宇宙をさまようようになります。

 

その速度はかなりのもので、直径が10cmあるものであれば

宇宙船を破壊することが可能です。

直径5mmのものでも発射された弾丸に匹敵する破壊力と言われています。

そしてそのゴミがさらにほかの廃棄物と衝突して、、、

この瞬間にも宇宙ゴミは増え続けているんです。

 

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どうやってするの?宇宙ゴミ回収の最新技術事情とは?!

 

もちろん宇宙ゴミの回収を全く行っていないわけではありませんが、

その方法が確立されているわけではなく、

さまざまな団体が積極的にこの問題に取り組んでいるところです。

しかし宇宙ゴミ同士の衝突でさらに細かくなっていく物体を

回収するのは容易ではありません。

そんななか宇宙ゴミ問題を解決すべく動き出した日本の民間企業があります。

 

アストロスケールというこの企業は、

このまま宇宙ゴミを放っておくと30年後には

宇宙が使えなくなると危惧しています。

 

そこでこの企業は、宇宙ゴミをハエ取り紙の要領で

粘着剤にくっつけて回収する補足衛星を開発しました。

方法としては単純なように思えますが、

現在確認されている23,000個の宇宙ゴミのうち数百個でも回収できれば

宇宙環境を維持できるとの信念のもと日々頑張っています。

 

恐ろしい!宇宙ゴミは地球に落下する危険性も?!

 

多くの宇宙ゴミは地球圏に侵入する際、燃え尽きますが、

なかには燃えずにそのまま落下する宇宙ゴミもあります。

NASAによるとごく小さな破片の宇宙ゴミを含めると、

50万個以上が地球の周りを周回しているそうです。

 

実際にスペインでは短期間で複数の落下物が観測されており、

それが衛星の破片である可能性が高いと言われています。

 

このままでは落下物による被害者が報告されるのも時間の問題かもしれません。

 

さいごに

 

宇宙開発は自分とは関係ない、宇宙ゴミ回収も誰かがやってくれる。

たしかに私たちの日常からは想像も及ばない問題かもしれませんが、

宇宙ゴミ問題は確実にこれからの人類にとって重要な問題となるのは確かです。

 

宇宙ゴミが多すぎて気象衛星が機能しなくなり、明日の天気もわからない。

ゴミが地球を覆いつくして太陽の光が届かなくなる。

なんてことも十分考えられます。

 

大切なのは多くの人がその問題に気付き、取り組んでいくかです。

宇宙ゴミ問題を解決するのはあなたかもしれません。

 

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